留学やお仕事、結婚などを機に海外に移住する場合に日本の電話番号をどうするか？という問題が出て来ると思います。
日本の電話番号を使わない間も基本料がかかるのはもったいない！でも解約するのもなぁ…。
そう思う人は少なくないですよね。
私自身も日本の番号は残しておきたいと考えていたため、海外滞在中もなるべく安く日本の電話番号を維持する方法を調べてみました。
その結果、povo2.0が一番低コストで電話番号を維持出来るということが分かり、それまで使っていたUQmobileからpovo2.0にSIMカードを変更をしました。
今回は、私が日本の電話番号を残した理由やpovo2.0のメリット・デメリットについてまとめたいと思います。
・日本の電話番号を残す理由
・povo2.0のメリット、デメリット
・実際に使ってみての感想
日本の電話番号を残した理由
ある程度長期間で海外に移住する場合、現地のSIMカードを契約することがほとんどだと思います。
そのため、海外で住むことだけを考えると特に日本の電話番号を残す必要はないのですが、私が電話番号を残したかった理由は単純に番号に愛着があったからというのが大きいです。
使わない間にかかる維持費によっては解約も考えたと思いますが、低コストで維持できて且つ一時帰国の際にお店や電話での手続きも必要なくそのまま利用出来るというのがとても助かります！
ちなみに国内で利用する際には、データトッピングを購入せず通話や通信を利用することも可能です。
その場合のデータ通信速度は送受信最大128kbpsとかなり遅く、実際に私も使ってみましたがLINEのテキスト送信は出来てもインターネット検索はほぼ使い物にならず…
Wi-Fi環境がなかったため、データトッピングをして利用しました;;
使うエリアや状況によっては、少し遅いくらいで気にせず使えている方もいるようなので実際に使ってみないと何ともいえないところではあります。
一時帰国の際に使う場合、空港には基本的にフリーWi-Fiもありますし、音声通話の発着信は帰国後すぐ利用出来るので、個人的にはそれだけでも充分なメリットだと感じています。
povo2.0のメリット•デメリットは？
海外在住中の電話番号維持を目的に、povo2.0を契約するメリット、デメリットがいくつかあります。
メリット
①なんといっても月額基本料0円！
通常、SIMカードを契約すると使用の有無にかかわらず月額基本料が発生しますが、povo2.0の場合その基本料が無料です。
そのため、海外にいて日本の電話番号が必要ない間も毎月の無駄な支出なく日本の電話番号を維持することができます！
②海外でも利用可能！
アプリでデータ容量を購入することで、海外でも簡単にデータ通信や通話の利用が可能です。
そのため、海外滞在中に何かトラブルがあって現地のSIMカードが使えなくなった場合や、日本の携帯番号での通話、SMSを使う必要が出てきた場合に便利です。
③一時帰国の際にも便利！
日本に着いたタイミングで必要なデータ量をアプリから購入でき、そのまま開通手続きなども必要なくスマホの利用が可能です。
貴重な一時帰国の時間なので特に面倒な手続きなくスマホがすぐに使えるのはいいですよね
④全てオンラインで完結できる
povo2.0はオンライン専用プランなので、全ての手続きをアプリ上から行うことになります。
私自身、以前携帯会社で働いたことがあるのですが、手続きによって店舗でないと出来ないものや、逆に電話や書面ではないと出来ないものもあり働いてる私たちから見ても、ややこしいな～と思うことが何度もありました。
そういった面では、全てオンラインで解決が出来るため分かりやすいと思います。
⑤esimに対応している
従来の物理simカードに加え、esimにも対応しているため最短即日でpovo回線への切り替えとなります。
ただ、機種によってはesim対応していないものもあり、私が使っている機種は物理simでしか契約が出来ませんでした。
申込みをする場合には、対応機種やSIMをしっかり確認してから申込みをしましょう(^^)/
対応機種•端末はこちらから確認可能です。
デメリット
①完全無料ではない
メリット①で月額基本料0円と書きましたが、１つ注意点があります。
0円で使うためには180日に一度”データトッピング”もしくは”期間内の通話料・smsの送信料が660円を超える”必要があるという点です。
現時点では、SNS•動画見放題の180円のトッピングが最安なので180日に一度180円課金をすることで、最安の年間360円で電話番号を維持することが可能です。
もし上記のいずれかの条件を満たせなかった場合、自動解約になってしまうようなので要注意です…⚠️
②データトッピングは都度手動
国内外に限らず、データを購入する際は都度手動での購入が必要です。
また、用意されているデータトッピングの種類が限られているため一時帰国等でデータ量を多く使う予定がある場合は、他社よりも割高になってしまう可能性もあります…！！
③店舗や電話窓口がない
これはメリット④の裏返しですが、オンライン専用プランであるがゆえに店舗や電話での各種サポートは基本的にしてもらえません。
不明点があった場合はよくある質問や、チャットでの問い合わせが必要になるため人によっては不便に感じるかもしれません。
④海外から日本国内への通話料は有料
これは基本的にはどこの通信会社でも同じですが、海外から日本国内宛に電話を架ける際には通話料が発生します。
たとえば、韓国滞在中にpovo回線を利用し通話やSMSを利用する場合は下記の料金となります。
| 発信(滞在国内) | 発信(日本宛) | 発信(日本以外宛) | 着信 | SMS送信 | SMS受信 |
| 50円／分 | 125円／分 | 265円／分 | 70円／分 | 100円／通* | 無料 |
国によってかかる金額は変わりますので、海外渡航後にpovo回線で通話を利用する予定がある方は利用する前に確認しておきましょう。
実際に利用してみての感想
私は韓国に行く10日前くらいにpovo2.0に変更をしたのですが、最初は初回限定価格でのデータトッピングなどもあり、かなりお得に利用が出来ました。
ただ先ほども記述したように、私が使用している機種はesimに対応をしていないため、韓国で現地のsimカードを契約すると必然的にpovo回線のsimカードは端末から抜く必要があります。
そのため、simカードを紛失してしまわないかの不安はあります(((^_^;)
esimであれば紛失の心配もありませんし、povo回線で通話やsmsを利用する際もわざわざsimカードを差し替える必要もなく設定アプリから切り替えが出来るため、次に機種変更をするタイミングでesimへ切り替えをする予定です。
また、私は今回UQ mobileからpovo2.0への変更だったため本人確認書類の提出も必要なくオンライン上でスムーズに切り替えが出来ました！
SIMカードも夕方に申込みをして翌日のお昼には届いたので早すぎてビックリしました(笑)
私は今回povo2.0を選びましたが、他にも楽天モバイルやahamoも海外移住者に人気のようなので、個々の利用状況を基にメリットやデメリットを比較してみることをオススメします。
まとめ
電話番号を維持する目的であれば、最安で年間360円で利用できるpovo2.0！！
しかし、180日に1度データトッピングの購入または通話やsmsを660円以上利用する必要があるため電話番号を維持したい場合は忘れないようにしましょう！
povo側では契約にあたっての手数料や契約期間の縛りなどもないため、その都度の利用状況によって気軽に解約や他社への乗り換えも可能なので安心です。
ちなみに、povo2.0には家族や友人の中に既にpovo2.0を利用している方がいる場合にお得な、おともだち紹介プログラムというものが用意されています。
紹介した側に3GB、された側は100GBのデータがプレゼントされたり、申込みの時期によっては他の特典もあるようなので紹介コードは必ず入力することをオススメします。
私の紹介コードも貼っておくので、もし良ければ利用してみてください^^
紹介コード:M235ZWGL
ここまで読んでくださり、ありがとうございました;)
